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玉敷公園

ファイル 3904-1.jpg加須市騎西にある神社の公園。

藤のスポットで、前にも丁度藤の花の時季に近くを通ったことがあって知ってた。行こうかと思ったけど遠出の帰りだったのでヤメて帰ってて、ちょこっと後悔しつつその後は丁度いい時期に忘れてたりで行けてなかった。

実は今日も、羽生で藤を見た後に思い出してたんだけど、羽生から騎西じゃ埼玉を小さくまわりすぎで方向違いかなと思って他を探してた。
で、熊谷からの帰りで検索して見つけた此処は住所が加須市になってたから騎西の藤だとは気付かずに、来てみたら騎西でちょっと驚いた。そっかー騎西町って加須市だったのかぁ。

さて、駐車場から公園に入るとさっそく藤棚があったけど、藤は小さめで棚も高かった。
フーンこんな感じか。とか思ったけど、公園を進むと中央の時計台の前の方の藤棚はもっと濃く長く枝垂れてていい感じだったし、覗いたら幹も大きめの藤が並んでた。そして藤の香りも今日一番強かった。

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そしてその先には屋台も並んでて何かまだ食べられそうだったけど、それよりその前の一番大きな藤棚が立派で目をひいた。まずはそっちを見た。

案内板もあってこれが県指定天然記念物の「玉敷神社のフジ」。樹齢400年のノダフジだそうだけど、近くにいたおばちゃんは「近所のお婆ちゃんが私が嫁に来た頃からずっと樹齢400年のままだって言ってたからもっといってる筈」と話してた。

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柵があって棚の下には入れないけど、根は露出してなかった。その代わり棚の上の幹は威勢よく見えた。同じ藤でもいろいろだね。
そしてここは蜂の姿や音はなかった。人が多くて聴こえてないだけかな?
今日行った三箇所の藤はそれぞれ違ってそれぞれよかったけど、ここが一番よかった。けど、昼間もっと混んでる時に来てたら印象違ったかもしれないし、最後に来れてよかった。

そして、小さい門のような棚もあってかわいかった。
くぐって歩いて、中央の藤棚越しに夕日を見た。

最後に屋台で何か買って食べようかと思ったけど、よく考えたらもう夕方だから、ちゃんとした食事の方がイイよなと思いヤメた。

さて、そういえば神社ってどこだ?と思ったら、公園とは別なようなので一旦出て神社に向かってみた。

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途中の道では、ケヤキに取りついた藤までもがキレイに咲いてて野生の藤まで観賞できた。

そして神社の手前に「旧河野邸」という塀の続く邸宅跡があって門が開いてたのでちょっと覗いてみた。
河野氏は宮司の家で「文学博士 河野省三先生の経歴」という細かい内容の大きな案内板が立っていた。

中は広場になった邸宅跡の庭園で、藤棚もあり、奥には水琴窟があって、竹筒が並んでた。この竹筒で耳をあてるとよく聴こえると解説があったので試してみたら、確かにキレイによく聴こえた。なるほど。これはよその水琴窟でもおいてほしいなぁと思った。(いや、あったかも、、)

さてさて「玉敷神社」。
表の参道の塀の前にはシャガの花が沢山咲いていた。
それと御手水の水はセンサーで出る口になってて妙にカッコよかった。

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そしてお参り。
祭神は大己貴命(大国主)。創建は大宝3年(703)という古刹で延喜式内社。戦後時代には天正2年(1574)に上杉謙信に燃やされ、江戸時代の寛永4年(1627)に騎西城主によってこの地に遷座したそうだ。

境内にはかっこいい茅葺屋根の神楽殿があった。伝統の神楽は国指定の重要無形文化財だそうだ。
そして拝殿もやや小ぶりながら堂々としてて本殿も見えていた。

そして二本のイチョウは共に樹齢500年の市指定の天然記念物だそうで、本殿の脇のイチョウは堂々と立派で上の方が夕日に照らされて光ってた。
そして玉敷神社の社叢林についての案内板が三つもあった。混合林から極相林への変化を丁寧に解説してた。その林の中に夕日が照らす光のスポットが見えて誘われてるような気もしたけど、進むのはヤメといた。

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拝殿の右裏には水汲み場(御神水給水所)があった。けど、「お水取り日 毎月一日」とあって月に一日しか汲めないようだ。へええ。

最後に振り返ると、神楽殿の脇のもう一本のイチョウもよく見えた。こっちは広く丸く伸びてていい形だった。

そして境内から直接公園の奥に出れる道があるんだけど、なんか閉鎖されてるみたいだった。そのおかげか神社には公園の賑やかさはなく落ち着いていい気もするけど少々寂しくもあった。神様的にはどっちがいいんだろうね。来た道を駐車場に戻った。

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江南の藤

ファイル 3903-1.jpg熊谷市板井にある藤園。

もう夕方だけど全然日が傾いてない明るいうちに着けて良かった。
駐車場には車が二台しか停まってなかったので、あれ?まだここは咲いてないのか?と思いつつ中に入った。

ら、

有料だった。あーそれですいてるのか。
どうやら個人で管理してる藤園のようで、どうぞどうぞと園の人に声をかけられたので戸惑いつつ500円払って中に進んだ。

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大きく広がった藤棚を見ると、藤は一本の木だけで、それが案内にあった樹齢約140年の「ノダナガフジ」で、小鹿野の親類宅から移植したものだそうだ。

周りから覗いてたら「中に入って大丈夫ですよ」と声かけてもらったので遠慮なく棚の中を歩いた。
ありとあちこち根が露出してて、藤は意外と棚の広さの分根も広く張ってるんだと思えた。注意はされなかったけど踏まないように気を付けて歩いた。

そして中央の木の幹は太くきれいで、滑らかに靱やかに嫋やかにくねってて艶めかしくさえ見えた。

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棚の外に植えられた牡丹もキレイに咲いてたけど、そんなに気にならないくらい藤一色で立派な棚だった。

そして奥から長く見ると、したたる雨が可視化したような藤の花に、棚の影と傾いた陽光が斜めに縞を描いてて不思議な光景。自分以外には一組のお客さんしかいなかったので広く悠々と楽しんで見れた。

そして棚の先の方は、溢れだした藤の花が滝の水のように垂れ落ちててて穏やかに勢いあって見えた。

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この外から眺めていたら、たくさんのミツバチが飛びまわっているのが見えた。
ふと気付けば、ぶーんぶーんと沢山の蜂の羽音が聞こえてて、細かく賑やかだった。

そして花の房はどれもまだ先の半分は咲いてなくて六分咲きというトコ。それでも充分きれいに見えてたので満開だったらもっときれいなのかなとも思えた。(入場料六割にしてほしかった、、)

っていうか藤の花って穂先の方が後に咲くんだね。

ゆっくり存分に眺めて藤園を出た。
人が少なくて悠々楽しめて良かったけど、有料だからトントンに思えた。

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大天白公園

ファイル 3902-1.jpg羽生市北にある神社の公園。

もう十何年も前から羽生市街の案内看板を見かけて気になってはいたけど、通る時に時季が合うこともなく、混みそうな花のスポットなんて昔は興味薄かったし、看板も古そうで廃れ気味な印象で行こうと思った事はなく、水路の道を通るようになってからは滅多に市街を通ることがなくなったので殆ど忘れてたんだけど、フト思い出して丁度よさそうな時季なので来てみた。

というのも先週栃木で藤のスポットが空振りだったのが、今日は出掛ける時に自宅前の藤の花が咲いてたのでリベンジできるかもと思いつつ出発してたのもあって思い巡らせてたトコでもあった。
(埼玉で藤と言ったら春日部の牛島だろうけど、それは友達と「行きたいねぇ」なんて話してたので敬遠)

さてさて、来てみたら公園入り口の神社の石鳥居からの参道が藤棚になってた。
おお、いいねいいね。
藤の花は先まで咲いて満開。いい時に来れた。ゆっくりくぐって見上げつつ、近い高さの花をかいだりした。

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そしてその藤棚の後半はピンクの花になってた。こっちは短めで花が高かったけど、それだけに見上げると万華鏡のように見えて綺麗だった。

そして公園にも藤棚が連なっていたけど、まず先にお参りしておこうと神社に歩いた。
「大天白神社」は、大山祇神を主神に大己貴命と少彦名命の三神を祀った神社。弘治3年(1557)に羽生城主の夫人が安産祈願のために創建したそうだ。

境内には柱の方々が集まっていた。気にせず通ってお参りした。

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そして公園の藤を見に進んだけど、そういえばコスプレで撮影してる人が多く、藤だから鬼滅かと思いきやそれだけじゃなくて色んな知らないようなキャラとかもいてなんか楽しそうだった。(好きなキャラのコスの人がいたら声かけてみようかと思ったけど、まぁいなかった)
あまり気にせず藤を見てまわって、あまり気せず写真を撮った。

公園は中心に池があって藤棚が囲ってたけど、なんか池の水はえらい濁ってて、不透明ながらきたないって感じでもなかったし錦鯉は見えていた。演出で何か混ぜたのかなって印象だった。
そういえば池の中にある象みたいなのは鯉が二匹の跳ねてるものだった。

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奥に進むと棚の外に単独で白い藤の木があってなんか立派だった。
ずっと紫の藤ばかり見てた後だと、白いのもカッコいいなぁと思えたし、目を休められた。

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奥まで行って折り返してきたら、池に流れ込む水路があって、そこの水は濁ってなかった。んーなんだろうね。

そしてやっぱりなんだかんだ言っても藤は青紫がいいね。最後にまた思いきり青い藤棚を眺めて公園を出た。

ファイル 3902-6.jpgで、車を停めた横のさっきくぐった参道の藤棚のトコに人が全然いなかったので、最後にもう一回くぐって写真撮った。

やっぱ青紫がイイとかいいながら、最後はピンクの写真になってしまったw

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うえの

ファイル 3901-1.jpg筑西市松原の県道沿いにあるラーメン店。

「下館ラーメン」で検索してこの時間でやってる店という事でナビさせて来てみたら全然下館じゃないトコで面白かった。
で、来てみたら旧明野町だった。平成の大合併で下館と合併して同じ筑西市になった隣り町だからまあいいかな。

店は小さいけど横にちょっと駐車スペース、空いてれば立寄りやすくてありがたい。

ファイル 3901-2.jpgどう停めていいのか分からず変な角度で停めちゃったけど、7時閉店の6時なのでこれから混むことはないだろうとそのまま店に入った。
店の中はテーブル二基のこあがり二基、壁には芸能人サインが一面に張られてたけど、どれがだれなのかわからなかった。

メニューにはワンタンメンがあったので「ワンタンメン」。下館ラーメンならワンタンメンだよね。

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うん、薄味でおいしい醤油ラーメン。
でも下館ラーメンはもっと醤油がハッキリしてるイメージなので、もうこれは明野ラーメンでいいかなと思えた。
そして麺は軟らかめで短かった。自分はいつもスルスルすすれる数本を口に運ぶのが常だけど、短いから本数多くてもスルッと啜れるのでたまにはと小池さん並みに口に運んで楽しめた。
ワンタンも柔らかく崩れやすくどれが個で幾つあるのかもわからない感じだったのでバランスを考えずにヒラヒラを楽しめた。

満足で店出て帰ったけど、この店は後から地図で見たら、すぐ裏に前に一度来たことある日帰り湯の「あけの元気館」16/05/21→のトコだったんだね。
気付けばよかったーと帰ってから後悔したけど、まぁ店出た時は満足だったのでOK。またいずれセットで来てみようかなと思った。

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向田熊野神社

ファイル 3900-1.jpg那須烏山市向田にある神社。

烏山城跡の入り口にあった案内板で見た「八咫烏神社」に行こうと思って来てみた。
神社は熊野神社で、境内に八咫烏神社もあるようで、幟には両方の神社名が揚げられていた。

正直ぱっと見、暗く鬱蒼とした林の中の神社で、草も茂ってマイナーな員印象、でも幟が並んでたから安心して参道を進めた。

そして正面に熊野神社。まずは拝殿でお参り。
横の奥の本殿は格子の屋根付きであまりよく見えなかった。

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そして目的の八咫烏神社は、境内社という形で他の末社と並んで一番手前にあったけど、これだけは石畳が続いてたので摂社という扱いなのかな。
こちらもお参りして中を拝見すると、サッカーボールが上納されていた。二つとも栃木FCのものだった。八咫烏といえばJリーグということなのね。

横に案内板があった。
烏山のカラスで町名の由来のカラスの神社ということかと思って来てみたけど、そうではなく平成30年というごく最近に紀伊の熊野本宮大社から分霊賜って造られたそうだった。なーんだ。
烏山の由来は、カラスが飛来して頂上に金の御幣を落とした山に築城したのが烏山城だったからだそうだ。あー素直に城だったかぁ。

っていうか、御祭神が八咫烏って架空の生き物だけどそういうのもアリなのカー。(まぁ神話じたい架空に近い話だしね)

さて、境内奥には「熊野神社のご神木(スギ)」という市指定文化財の標柱があった。けど、どれがご神木なのかわからなかった。。
標柱のすぐ後ろに太い切り株があったからそれかも。。(そうらしい)

あと近くから覗いた本殿は飾り多くキレイだったので、よく見えないのはもったいないなと思った。

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石鳥居をくぐって境内を出た所で、藤棚の下の日陰に黄色い花が群生してるのが見えた。植えたわけではなさそうな自然な群生でキレイだった。(外来種かな?なんて思ってたけど帰って写真で調べたら、在来種で自生の「ヤマブキソウ」らしかった)
それと対面側には白い花もぽつぽつ咲いていた。(こちらも在来種の「イチリンソウ」っぽい)
さらに先月真岡の植物園の高山植物のとこで見た変な形の花の「ウラシマソウ」も傘の葉さして竿たてて幾つも咲いていた。

深い森とか山中とか歩かなきゃ見れなさそうな花が見れて満足。目的は全然違うけどいいトコでいい立ち寄りだった。


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タグ:観:宮 観:伝 植:樹 植:花

かまぎん

ファイル 3899-1.jpg那須烏山市中央にある焼きそば店。

「烏山 食事」で検索してこの時間営業中の店で見つけて来てみた。
ネットでは「釜銀」とあるけど、店ではひらがな表記でどこにも漢字がなかったので表題は此方で。
この時間にやってる普通の定食店みたいなのを期待してたけどまさか焼きそば屋があるとは思ってなかったのでなんかナイス。
店はちょうど入ってた県道から細道に折れて坂を上り始めたすぐのトコで、駐車場があるかわからず取り敢えず店の前に停めて聞いてみたらそのままそこでOKということでそのまま席に着いた。

ファイル 3899-2.jpg店は年期入った古くからやってる店って感じで、昔からずっと焼きそば屋だったのか焼きそばが一番売れるから専門になったのか分からないけど、メニューは焼きそばのみ。玉子と肉とイカのバリエーション。イカって珍しいかなと思えたので「イカ玉入り」の大をたのんでみた。

大小は小がお子様や御年配の方でも食べれるサイズ、大が女性でもぺろりと食べれるサイズだそうで、特盛は+50円からたのめるそうだ。

さて「イカ玉入り」の玉は目玉焼きで、イカはゲソの小間切れだった。へええ。そして箸はなくフォークがささって出てきてて、食べやすいような食べにくいような、でもなんか面白いなと思った。

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食べたらソバがしっかりした強い感じで、縮れなしのストレート。茶そばっぽい感じ。でもソースはよく乗ってておいしく目玉焼きとイカでおいしくペロリと食べられた。ちょっと個性的でいいね。

店の女の人は小上がりで近所の人と話してたけど、感じよく雰囲気いい店だった。
席には烏山の案内パンフが数種類おかれてたので、少し読んで烏山のスポットを頭に入れてから店を出た。

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タグ:餐:や

八重桜関山

ファイル 3898-1.jpg小山市延島にある公園。

「八重桜」で検索してこの「八重桜関山」という所に来てみたんだけど、「開山」というのは八重桜の品種名らしいので、スポットとしては「川の一里塚 桜公園」というのが正しいのかな?
田川という川の分水の、鬼怒川に流れ込む水路の河川敷にある塚を中心に前後に並んだ八重桜の公園。現地の案内では六十六本の八重桜が植樹されているそうだ。

たしかに来てみたらかなりの八重桜が集まって咲いててピンク一色。見事に咲きまくってていい感じ。
でも場所の辺鄙さと桜以外はとくに何もなく駐車場もないからか人はチラホラしかおらず、車も滅多に来ないからまぁ路駐でも問題ないなと塚の横に停めて歩いた。

塚の上には東屋があり、「田川放水路記念碑」と放水路の案内板があった。洪水被害軽減のために造られた放水路だそうだ。
田川は細い川ながら日光から宇都宮市街に流れて結城の先で鬼怒川に合流する川。氾濫することもあったのか。
この放水路の水門が定番ルートでよく渡ってる道だった。その下流は農業用水路のような感じなので川の本流だったとは知らなかった。

「川の一里塚」の石碑もあった。川の一里塚というのは平成元年に鬼怒川沿いに造られた水防活動の拠点スポットだそうだ。

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塚は北側にしか階段がなかったので、南の桜の林は見下ろすだけで北に下りて、そっちの桜林を見て歩いた。

川沿いに並んだ姿は色濃く壮観で、バイクの人が写真撮り歩いてるだけで他に人もなく悠々と眺め歩いた。
放水路の川には水がまるでなかった。これから田植えの時期だから水は用水路のような本流がメインかな。

先の方に駐車場あったら気まずいなぁ、、とか思いながら端まで歩いたけど駐車場は無かった。
そして端の手前から桜の林に進入して、木々の間を歩いてみた。

もうたっぷり八重桜。どの木も背が低く花がちょうど目線でしっかり囲まれた桃色の世界。

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木の間は道になっているわけではないけど、歩きづらいって程荒れてはおらず普通に歩けた。
間にはベンチもあったので入っちゃいけないってことはないだろうと安心してゆっくり歩けた。

ピンクに目が疲れたら足元の草叢を見たりして、小さ青い花とかもキレイだなと思えた。これはハルリンドウ?フデリンドウ?
シジミチョウ(ベニシジミ)が止まってたのはイヌノフグリかな。ここら辺の小さな勝手に咲いてる自生の花もいいよね。でもこういうトコにわざわざ踏み入れたりしなければ敢えて見ることはないかも。

でも近くから聞こえてたゲゲゲゲゲゲゲゲというアカガエルっぽい鳴き声の主が見つけられなかったのは悔しかった。。最近はカエルが見つからなくて駄目だわ。

足元の小さい花をよけつつピンクの八重桜を暖簾のように抜けて、間の道に停めた車に戻った。

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タグ:植:花 観:園 観:堰 動:虫

龍ケ崎どらいぶいん

ファイル 3897-1.jpg龍ケ崎市大徳町の県道沿いにある食堂。

“龍ヶ崎 コロッケ定食”で検索して来てみたんだけど、そういえば割と最近見かけててちょこっと気になってた店だった。
「どらいぶいん」と名乗るだけあって広い駐車場、でも普通っぽい定食屋があるだけで妙に地味でマイナーな印象。
週末の夜はもう真っ暗で駐車場もガラーンとしてて、周りでカエルの声が鳴りまくってた。いいね。

店内も広めで空いてて他には女性の親子っぽい客だけだったので、悠々とテレビが見やすい席につけた。べつに見ないけどね。

ファイル 3897-2.jpgさて、メニューを見ると和洋中普通なラインナップでやや高め。いや最近はどこも値上げしてるからこんなもんかな。
だけど、コロッケは「ジャンボコロッケ定食」で700円で妙に安め。迷うことなくそれにした。っていうかそれが目的だった。

で、少々待って出てきた定食はなるほどインパクトある大きさのジャンボコロッケ! 普通サイズのトンカツより大きいよね。

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味は甘めだけど、さすがに肉屋の「龍ヶ崎コロッケ」ほどの味はついてないのでソースで調味。もうたっぷり芋でサクサク衣で、コーンも少々入ってて、存分にコロッケを味わえた。
後半味飽きたら醤油で食べようかなと思ってたけど、忘れてソースで食べきっちゃった。
赤味噌の汁もいいバランスだった。ごちそうさま。

ファイル 3897-4.jpgゆっくり食べて店を出て、ちょっと駐車場の端に歩いた。
カエルの声が近かったから隣りは水張ったばかりの田圃とかかなと思ったけど違っててただの空き地っぽい感じだった。ポチャンと水に逃げるカエルが見れるかと期待したんだけどな。。

カエルの像だけ一目見て車に戻った。

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タグ:食:定 餐:揚 観:蛙 楽:音

道の駅 かつら

ファイル 3896-1.jpg城里町御前山の123号沿いにある道の駅。

えらく小さく地味で駐車場も小さい印象の所で、何度か立ち寄った事あったけど店も閉まってる時間だったし駐車もせずに出ちゃってた。
ってわけでこんな店の開いてる時間では初めての立ち寄り、勿論点景も初。

川の方も広い駐車場になってたので悠々と停められそうだったけど、店の前の駐車場も空いてたのでまん前に停めた。

さて、脇のスナックコーナーを見つつ、ジェラードも見つつ、店に入ってみた。
どうもコレといったものは見当たらず、、だったけど、割と個々のオリジナルっぽい品は多く、メインで置かれてた「かつどら」というどら焼きと飲み物を買ってみた。

そして外で食べようと裏に歩いた。
すぐ裏には立派な桜の木があってまだまだ満開で見事だった。少し林になってて桜の木の合間に三角の屋根付きベンチが何基かあった。ここで食べようと思いつつ、まずは通り抜けてその先の那珂川を見て歩いた。

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川は青く広く流れてた。すぐ上流の那珂川大橋も見えた。
そしてそちこちから鳥の声が聞こえていた。近くの樹から聞こえてたので探したけど見つからないもんだよね。。川のシロサギはすぐ見つかるのになぁ。で、工事してるトコで見つけた。またいつものハクセキレイかと思ったけど写真で見たらセグロセキレイだね。桜の中でも見つけた。やっぱりセグロかな。

そしてベンチで休憩。買った「かつどら」は中央に新発売とあったメロン。どんなんだ?と想像つかなかったので買ってみた。餡子に果肉の粒でも入ってるのかな、、とか想像して食べてみたらアニハカランヤ、メロンの餡だった!これは意外とおいしかった。

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それと飲み物は「元気梅!」という梅はちみつジュース。これも「かつら農産加工所」の製造という地元物。茨城産の梅だそうだ。思った以上に梅が濃くすっぱくてうまかった。

桜を見上げつつ、少しゆっくりして戻った。

店の脇にはパンフレットやテレビで放映時の写真などが張られてて、「平成5年(1993)の第1回登録の茨城県最古参の道の駅」というのもあった。あー初期だから小さいのね(いや、初期のでも大きい処は多い)
他に気になったのは、城里の特産が赤ネギということで「赤ねぎせん」という煎餅の広告。そんなん売ってたっけ?ともう一度店に入ってみたら、見てなかった裏側に積まれてあった。ので、(辛くないかと原材料を確認して)買ってみた。

こんなトコかなと店を出た。駐車場に歩きつつ何気なく見まわしててスナックコーナーの幟が気になった。「牛タンつくね串」に「赤ねぎ入り」とあった。え、なんだご当地物だったんだ。。先に気づけばよかった。。とか思ったけど、その上の「ビーフラインが通る町」という一文で、「ああこれは食べなきゃ」と思えたw

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ってわけで「牛タンつくね串」
思った以上にプニプニで柔らかいつくね団子で、いい味でおいしいけど牛タンっぽいのかなぁ、、とピンとこない食感。ネギの感じは全然わかんなかった。牛タンも赤ねぎももっとしっかりした粒で存在感あってほしかった。けど、おいしかったはおいしかったのでOK。こんな時間で売り切れてないだけでもありがたい。

ファイル 3896-5.jpg思いのほかゆっくりしていろいろ楽しんで車に戻った。
買った「赤ねぎせん」は家に帰ってからゆっくり食べた。普通サイズの煎餅はドライブ中には食べずらそうだよね。

で、夜に食べた煎餅は、やっぱりネギの味はわからなかった。
けどイイ味で醤油だけじゃない優しい感じは味わえた。
っていうか、こういう普通な感じの煎餅って食べるの久しぶりかも。
塗れ煎餅とか揚げ煎餅とかソフト煎餅とか小さい煎餅とかは普通に食べてるけどねぇ。

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タグ:餐:菓 餐:飲 餐:肉 食:串 景:川 観:橋 動:鳥 植:花 道の駅

おおた閘門亭

ファイル 3895-1.jpg稲敷市西代の県道沿いにある川魚料理店。

あまり通らない道だけど見かけて印象には残ってた店。で、先週食べた「なまずサンド」の製造元の「おお田や」を検索してたらここで、ああ、あそこか!と思い飲食店のメニューを見たら、水郷地方で郷土料理としての調理法という「煮かば丼」というメニューが気になって、一度行ってみようと思っててすぐ来ちゃった。

水郷大橋から下りて折り返した横利根川沿いの県道の水門手前にある黒い店で、手前の駐車場は道から急坂を下るので車高落とした車はアウトかも。

県道に面した手前は宴会場なのかな。食事処は奥の囲いの内だった。
入った店内はテーブル席のみであまり店っぽくないアットホームな雰囲気だけど、他に客がいなかったのと店の人が感じよかったので和めた。

ファイル 3895-2.jpg食べるのは「煮かば丼」と決まってたんだけど、一応メニュー見てたら「少数だけど昨日入荷した天然うなぎがありますよ」と勧められた。十三だけ入って十は予約入ってるから残り少ないとか。んー天然と養殖ってどんだけ違うかわからないよなぁ、、とか思ってたら「天然養殖食べくらべうな重」なんてメニューもあるそうなので思い切ってそれにしてみた。

テレビで流れる大阪万博を無視しつつ店内見回して待つてたら、意外と芸能人サインも並んでて、乃木坂の梅澤美波と齋藤飛鳥のもあった。映像研の時かな。

ってわけで「天然・養殖 食べくらべ うな重」
手前が天然で先が養殖だそうだ。見た目じゃ全然わかんないね。

ファイル 3895-3.jpg

食べてみたらこれは確かに全然違って驚いた。
天然はフワっととろけてそして爽やかささえ感じつつしっかり風味ある鰻で、なるほどこりゃうまいわと唸った。
養殖はしっかり歯応えあって脂味もあって、これはこれで悪くはないけどやっぱり比べて食べてりゃいかにも格下な感じが否めない。
なんかもう天然のすごさを感じるためのものなんだけど、その対比もおもしろく交互に食べて「わるくはないよね」「あーやっぱりこっちだ」と何度も楽しめた。

いやぁ、食べきっちゃうのが惜しくてゆーっくり食べようと思ってたんだけど、無理無理、箸も口も止まらず一気に食べ切っちゃった。

いやぁ、大満足。天然ぱねー。
とっても贅沢な癒しのいい食事になった。

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タグ:食:丼 餐:魚

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